MMPAです。
今日は高騰している「金」の代替資産を提案する記事があったので紹介します。
元フィデリティ投信トップアナリストのポール・サイ氏が「金の代替資産」として不動産やパイプラインなどのインフラ設備への投資を推奨していました。
具体的な金融商品や、企業名を例に挙げ、いずれも「土地の希少性」や「安定収益」を理由に“安全資産の代替”と位置づけています。
💬 記事の要点まとめ
- 金は史上最高値圏で乱高下。今から買うのはリスクが高い。
- 不動産やパイプラインは「土地」という共通の希少性を持つ。
- 不動産REITは高配当・安定収益。
- パイプライン企業は新設が難しく、長期契約ベースで収益が安定。
- ポール・サイ氏が挙げた具体的な投資対象は以下の通り:
🏢 不動産関連(REIT)
- W.P.ケアリー(W.P. Carey, Inc. / WPC)
米国の大手リートで、商業施設や倉庫などを幅広く保有。テナントが固定資産税・保険料・修繕費を負担する「トリプルネットリース」が特徴で、配当利回りも高め。 - ナショナル・リテール・プロパティーズ(National Retail Properties / NNN)
全米の小売店舗向け賃貸を展開。長期契約中心で景気変動に強く、安定配当が魅力。
🛢 インフラ関連
- プレインズ・オール・アメリカン・パイプライン(Plains All American Pipeline / PAGP)
原油や天然ガスの輸送・貯蔵を担う大手。パーミアン盆地などに拠点を持ち、配当利回り約8%。エネルギー市況の影響を受けやすいが、高配当が特徴。 - キンダー・モーガン(Kinder Morgan / KMI)
北米最大級のエネルギーインフラ企業。天然ガスや石油製品を長期契約で輸送し、収益が安定。MLP構造から通常法人に移行しており、個人投資家にも買いやすい。 - ワイアーハウザー(Weyerhaeuser / WY)
林業と木材関連不動産に強みを持つ企業。森や農地などの「資源系不動産」も投資対象として紹介されている。
私の考察
正直、この「金の代替にREITやパイプライン」という論には少し違和感があります。
まず、金は“現物資産”です。
それに対して不動産REITやパイプライン株は、結局は金融商品(株やETF)。
安全資産としての金の最大の特徴は「誰の債務でもない」という点であり、REITや企業株とは本質的に性格が異なります。
もし“金融資産としての金”が欲しいなら、GLDなどの金ETFを買えば済む話です。
また、「不動産は下がったところで買えばいい」「長期固定金利でリスクを抑えられる」といった話も、言ってみればどの資産にも当てはまります。
株だって金だって、安く買えばリターンが出るのは同じ。そこを“金の代替”と呼ぶのは、ちょっと強引に感じます。
一方で、「パイプライン」への注目は非常に面白いと思います。
環境規制や地域住民の同意などの制約で新設が難しいため、既存パイプラインは希少性が高く、かつ長期契約や手数料ベースで収益が安定している点が魅力です。
こうした「まだ一般投資家の目が届いていないテーマ」を掘り下げるのは、投資の醍醐味のひとつでもあります。
将来の需要や規制動向を先読みし、早期にポジションを持つことで、大きなリターンや分散効果を狙える可能性もあります。
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