◇MACDとは?ゴールデンクロス・デッドクロスって何?◇

MMPAです。

今回は株式投資でよく使われるテクニカル指標「MACD」と、その中でも特に重要な「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」について解説します。
さらに、任天堂(7974)の株価チャートを例に、実際のシグナルを確認しつつその意味を解説していきます。

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MACDとは?

MACD(Moving Average Convergence Divergence)は、トレンド強度や転換点を見極めるための指標です。

  • MACDライン:短期移動平均(例:12日)と長期移動平均(例:26日)の差。

  • シグナルライン:MACDラインをさらに平滑化した移動平均(例:9日)。

この2本の線が交差する局面が、売買タイミングの判断材料とされます。

ゴールデンクロスとデッドクロス

  • ゴールデンクロス:MACDラインがシグナルラインを下から上に突き抜ける。買いサイン

  • デッドクロス:MACDラインがシグナルラインを上から下に突き抜ける。売りサイン

さらに、MACDがゼロライン(中立ライン)を超えることで信頼性が高まるとされます。

任天堂の実例(2025年)

任天堂(7974)のチャート分析によれば、以下のようなタイミングが確認されています:

  • ゴールデンクロス:2025年4月15日

    415

  • ゼロライン上抜け:2025年4月24日

  • デッドクロス:2025年7月4日 

    415

これらのシグナルは、それぞれ以下のように解釈できます:

  • 4月15日(ゴールデンクロス):短期の上昇勢いが強まり、株価の転換点と考えられるタイミング。

  • 4月24日(ゼロライン上抜け):勢いがさらに強まり、「上昇トレンドへ本格的に転換した」と見なせる局面。

  • 7月4日(デッドクロス):トレンドが下落方向に転換する可能性が意識されるシグナル。

過去検証データ(バックテスト)

過去3年間(2022年〜2025年)の任天堂株を対象に「ゴールデンクロスで買い、デッドクロスで売り」というルールで検証した結果、以下が明らかになりました:

  • 利益:118,400円

  • 利益率:約16.6%

  • 売買回数:32回(上昇:11回、下落:21回)

ただし、勝率が高くない点や、ダマしも一定数発生している点には注意が必要です。

まとめ

  • MACDラインとシグナルラインのクロスは、買い・売りの判断材料になります。

  • ゴールデンクロス=買いサイン、デッドクロス=売りサインが基本。

  • 任天堂株では、実際に4月にゴールデン→24日にゼロ上抜け、7月にデッドクロスという流れが発生しました。

  • バックテストでは利益も確認されましたが、万能ではないため、他の指標やチャート分析と併用が必須です。

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