□クズ株実験【番外編2:大黒屋HDが続伸12月1日はストップ高】□

MMPAです。

低位株実験として保有している大黒屋HDが続伸して、今日はストップ高となりました。

先日は上がった理由がよくわからなくて仕手的な動きかとも思って調べたんですが、建設的な動きだったようです。
□クズ株実験【番外編:大黒屋HDが急騰】□

背景:資金繰り悪化から再建への期待

大黒屋ホールディングス(6993)はコロナ禍以降、在庫水準の減少によりリユース品の仕入れが困難になり、売上不振・資金繰り悪化に陥っていました。
2025年10月、SBIホールディングス系のファンドであるキーストーン・パートナースを引受先とする第三者割当増資を実施し、同社をファンドの傘下に入れることで会社再建を図ることを発表しました。
調達資金は在庫買取資金の補填およびリユース事業の基盤強化、さらに業績回復を目的としたM&Aや事業再編に充てられる予定です。


🔹市場の反応:株価急騰でストップ高

この株主構造の変更と再建のニュースを受け、株価は大きく反応しました。
11月18日からじわじわと上げ始め、今週12月1日ついに株価は 188円まで上がりストップ高 に到達しました。
年初来最安値(約18円)から約10倍の上昇となり、まさに「クズ株ならではの覚醒」といえる動きです。


⚠️注意点:再建期待とリスク

しかしまだ予断は許さないと考えています。

  • 最新の決算では依然として赤字が続いており、売上減少や純損失の拡大が見られます。
  • 新株発行による既存株主の持分希薄化の懸念があります。
  • 現状は「再建期待と投資マネーの先回り」が先行している状態です。業績改善や在庫回復、計画の実行が伴わなければ株価が急落するリスクも残ります。

📝まとめ:再建ストーリー株としての注目

大黒屋HDは、SBI系ファンドの関与によって再建の道筋が示され、低位株としては注目すべき動きを見せました。
ただし、業績はまだ赤字で、財務の脆弱性や希薄化のリスクも抱えています。
そのため、「少量保有で様子を見る」というスタンスが適切だと思います。

とはいえここまで急騰するとついついうれしくなっちゃうし欲が出ちゃいますね(笑)

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