MMPAです。
2025年の株式相場は、日経平均株価が5万円台を突破し多くの投資家にとって記憶に残る1年となりました。
私自身の資産状況を振り返ってみても、年間で+22%という、想定を大きく上回る結果で着地することができました。
しかし、資産残高の数字が増えていく高揚感の裏で、私はある種の「危うさ」を感じていました。
それは、ポートフォリオが徐々に「攻め」に偏り、リスク管理の要である現金(キャッシュポジション)が削られていたことです。
2026年の幕開けにあたり、去年の戦略を見直し原点を見つめなおすことにしました。
**「守りのリバランス」**
今年の自分自身のテーマとして掲げることにしました。
今年の目標は、トータルリターン**+10%。 その内訳は、「インカムゲイン5%:キャピタルゲイン5%」**です。
昨年の半分以下の目標設定ですが、この「欲をコントロールすること」こそが、長期投資で生き残るための鍵になると考えています。
【エポスカード】
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1:運」と「実力」
昨年の私のポートフォリオを語る上で、避けて通れないエピソードがあります。
国内成長期待株として保有していた「農業総合研究所」のTOB(株式公開買付け)です。
月次・週間運用実績でも記事にしていましたが、私の保有する成長期待株は、軒並み価格を下げていました。
決算数値自体は赤字ではないものの、市場の期待値に届かず、全体では一時マイナス10%という大きな含み損を抱えていたのです。
「いつか見直されるはずだ」と自分に言い聞かせ、損切りを先延ばしにしていたのが実態でした。
典型的な投資失敗脳です(笑)
しかしそこへ舞い込んだのが、TOBというニュースでした。
この幸運により、マイナス10%だった評価額は一気にマイナス2%まで回復しました。
首の皮一枚で繋がったという感じですね。
しかし、ここで冷静にならなければなりません。
これは私の銘柄選定の「実力」ではなく、**「運」**に救われたに過ぎないのです。
2026年はこの経験を教訓として胸に刻みます。
「運」に頼った投資は、二度は通用しません。
今年は、成長の勢いが鈍化した銘柄に対し、以下の鉄則を適用することにしました。
- 「黒字だから」という理由は、ホールドの根拠にはならない。
- 当初期待した成長シナリオが崩れたら、損切りを断行する。
「損切りを躊躇しない」――これが今年の私に課した、もっとも重要な課題です。
2:金融資産のリバランス
現在、私の金融資産の内訳は、国内株式が55%と過半数を占めています。
リスク分散の観点からは少々アンバランスな状態だと考えています。
今年はこれを50%まで引き下げる計画です。
ただし、単に売却して終わりではありません。
重要なのは「売却して得た現金の行方」です。
- 50%は「現金ストック(待機資金)」へ戻す: 昨年、株を買う楽しさに負けて減らしてしまった現金を、元の水準に復元させます。
2026年は相場が下降トレンドに入る可能性も否定できません。
暴落が来た時に「安く拾える余力」を持っていることが、精神的な最大の防御壁となります。 - 残り50%を「国内高配当株」へ振り向ける: 成長期待株から、着実にインカムを生む資産へ。
目標である「インカム5%」を確実に達成するため、業績が安定し、かつ株主還元に積極的な銘柄へと資金を移し替えていきます。
3:QYLDをうまく利用する
並行して、現在は資産の9%に留まっている海外ETFの比率を、20%へと一気に引き上げます。
その戦略の中で、あえてアクセントとして活用するのが、超高配当ETFとして知られる**QYLD(Global X NASDAQ-100 Covered Call ETF)**です。
投資家の間では「QYLDは元本が削れるから長期投資には向かない」という評価が一般的です。
私自身もその意見には概ね同意しています。
しかし、それでも私はQYLDをポートフォリオに組み入れます。
そこには、数値上のリターンだけではない明確な意図があります。
- 「全体の2%」という限定的採用: QYLDの比率は、資産全体の2%を上限と決めています。
あくまで「メイン」ではなく、ポートフォリオ全体に刺激を与える「スパイス」としての位置づけです。 - 心理的支柱としての「毎月分配」: 国内株の配当は年に1〜2回が主流ですが、QYLDは毎月分配金をもたらしてくれます。
「毎月必ず米ドルでキャッシュが入ってくる」という事実は、相場が冷え込んだ時のメンタルを安定させてくれます。
買い付けに際しては、極力感情を排除し、
引き続き隔月で10,000口(1万円前後)を淡々と機械的に積み立てていきます。
「今が高いか安いか」ではなくルール通りに動くこと。
オルカン、S&P500と共に運用することで「考えずに増やす」を実践できると考えています。
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4:2026年は守りの年(になるかな)
利益が出ている時ほど「もっと、もっと」とアクセルを踏みたくなるものです。
しかし、私が今年選んだのは「ブレーキの感度を上げること」です。
2026年のマーケットがどのような顔を見せるかは、誰にも分かりません。
だからこそ、仕組みで自分を律していく必要があります。
- トータル10%増で十分、と自分に言い聞かせること。
- 損切りを「負け」ではなく「次への資金回収」と捉えること。
- QYLDをはじめとする積立ルールを、淡々と守り抜くこと。
2026年は、「いくら利益を出したか」よりも「決めたルールをどれだけ守れたか」で自分を評価したいと考えています。
堅実なインカム(配当)という確実な果実を収穫しながら、たとえ嵐が来ても動じないだけの現金ストックを抱え、虎視眈々と次なるチャンスを待つ。
日経平均株価が6万円、8万円・・・と上昇基調が続けばその時ルールを追加すればよいだけです。
SNSやブログで発信する戦略としては面白味はないかもしれません。
しかし、投資は必ず下降トレンドや暴落、資産を減らす場面が出てきます。
その時を見据えて常に備えることが資産を守る上で一番大切だと思っています。
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