MMPAです。
今回は、11月28日付で公表された「5日移動平均線と25日移動平均線のゴールデンクロス」かつ「PBR1倍割れ」の35社を特集した記事を紹介します。
ゴールデンクロス(短期線が長期線を上抜く)は、テクニカル的に“上昇トレンド入りのサイン”とされる代表的な指標。一方、PBR1倍割れは“企業の解散価値以下で買える”とも言われ、バリュー投資家に人気のスクリーニング条件です。
今回の記事は、この2つを 同時に満たした銘柄を抽出する という、なかなか実務的な視点でまとめられており、サクッと市場の強弱感をつかむのに非常に良い内容でした。
■記事の概要
まず、記事では28日の東京市場についてこう述べられています。
- 日経平均は +86円 の 4日続伸で 50,253円
- 月末+週末が重なり方向感に欠けるものの、値頃感から買いが入り底堅い展開
- 中間配当の再投資需要が相場を支えた可能性
- 鉄鋼、紙パ、建設、銀行などの“バリュー株”が強め
そのうえで、
「5日線と25日線がゴールデンクロスを示現」
+
「PBR1倍未満」
この2条件を満たしたプライム市場銘柄を35社選出。
PBR低位は“下値が限定されやすい”と言われる特性があり、仮にゴールデンクロスがダマシだったとしても、値崩れリスクが小さめという点が魅力とのことです。
■PBR1倍未満×ゴールデンクロス銘柄(35社一覧)
※記事原文に掲載された順のまま記載しています。
三協立山(5932) PBR 0.21 PER 64.2
ユニプレス(5949) 0.40 -
合同鉄(5410) 0.41 6.6
日コン(5269) 0.46 18.2
新東工(6339) 0.46 18.4
オークワ(8217) 0.47 43.1
不二越(6474) 0.54 21.7
カネカ(4118) 0.57 8.1
北越コーポ(3865) 0.58 25.4
富士石油(5017) 0.59 -
酒井重(6358) 0.60 19.9
Jオイル(2613) 0.63 16.5
日本製鉄(5401) 0.64 -
CCIG(7381) 0.65 12.2
特種東海(3708) 0.66 10.9
フコク(5185) 0.72 8.6
ニッタ(5186) 0.73 9.9
千葉興(8337) 0.73 14.0
アステナHD(8095) 0.74 10.7
紀陽銀(8370) 0.80 10.7
極洋(1301) 0.81 7.0
平和(6412) 0.81 8.8
三重交HD(3232) 0.82 9.0
NTN(6472) 0.82 -
日工(6306) 0.84 14.2
E・JHD(2153) 0.86 9.1
椿本チ(6371) 0.86 11.6
マクセル(6810) 0.86 11.7
冨士ダイス(6167) 0.86 37.3
渋谷工(6340) 0.87 10.2
ニシオHD(9699) 0.90 10.2
キヤノン電(7739) 0.92 14.5
ハウス食G(2810) 0.93 20.7
オークマ(6103) 0.98 22.8
リオン(6823) 0.99 10.2
このラインナップを見ると、鉄鋼・機械・銀行・紙パルプ・化学・食品・小売など、バリュー系が中心。
テーマ株というより、業績や企業価値に対して株価が割安な「オールドエコノミー」が多いのが特徴的です。
■考察:ゴールデンクロス+低PBRは「堅いスクリーニング」
今回の35社は、いわゆる“エッジの効いたテーマ株”ではありません。
どちらかというと、堅く積み重ねるための安定系スクリーニング。
とはいえ、この記事の組み合わせはかなり実務的で、個人的には以下の点が評価できます:
●① ゴールデンクロス=短期的な上昇シグナル
移動平均線のクロスは相場の勢いを測るのに有効で、特に5日×25日は個人投資家でも扱いやすい指標。
●② PBR1倍割れ=理論上の“割安ゾーン”
企業の純資産より株価が低い状態で、下値不安が相対的に小さい。
●③ 安全性と攻めのバランスが良い
「値動き追従」×「バリューの安全圏」という、
テクニカルとファンダのハイブリッドという点がおもしろい。
もちろん、
- ゴールデンクロスは“ダマシも多い”
- PBR低位は“低い理由がある”場合もある
という点は要注意。
記事にもあるように、最終判断には ほかの指標も併せてのチェックが必須です。
■まとめ・所感
今回の特集は「記事紹介」という形で紹介しましたが、純粋に投資家として見ても参考になる内容でした。
特に、
- 上昇の兆し(ゴールデンクロス)
- 割安感(PBR1倍割れ)
の2つを同時に見ることで、リスクとリターンのバランスが取れた“候補リスト”として機能します。
個人的には、ここからさらに
- EPS成長
- 営業CFの推移
- PERの適正ライン
- 配当の安定性
などを見て絞り込めば、十分“実弾投入できる候補”になるはず。
記事の銘柄一覧は、後から見返すためにもブログに残しておく価値がありますね。
元記事はこちら
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