MMPAです。
今日は成長期待株として保有していた ミライロ(5620) を損切りしました・・・。
長期目線では必ず必要なことですが、慣れるまで経験が必要ですね。
損切りの経緯
私は「中長期保有+配当重視」を基本戦略にしていますが、IPOや成長株にも少しチャレンジしています。
そのひとつが、ユニバーサルデザイン事業を手がける ミライロ。
障害者手帳アプリ「ミライロID」をはじめ、社会的意義の高いサービスを展開しており、将来性を感じて100株だけ購入していました。
株価は600円台前後で行ったり来たりでしたが、ここ数日で100円以上下げました。
現在は500円を割り込み485円(10/3)となっています。
業績をチェックしてみて
テクニカルだけで判断するのは好きではないので、決算内容も改めて確認しました。
- 2025年9月期第3四半期累計
- 売上:約6.3億円(前年同期比増)
- 営業利益:約1.10億円(前年同期比増)
営業利益率も改善しており、本業のビジネスは着実に伸びている印象です。
ただし通期予想では、当期純利益が一時的な費用計上(上場関連費用など)の影響で減益見込みとなっています。
つまり、会社の成長が止まったわけではなく、あくまで特殊要因で最終利益が押し下げられている状態。ファンダメンタル的には、そこまで悲観する内容ではありませんでした。
それでも売却を決めた理由
それなのに、なぜ損切りを選んだのか?
一番大きな理由は、精神の安定です。
あんまり理由もわからないまま500円を割り、損益が-20%を超えてきました。
ここまで下がると、「さらに下がるのでは?」という不安が頭をよぎります。
長期目線では「業績は悪くない」とわかっていても、日々の値動きに気持ちを揺さぶられてしまうのは、あまり健全ではありません。
ここは自分のメンタルと相談して、含み損を抱え続けてストレスになるくらいなら、一度手放してフラットな気持ちに戻した方が良いと判断しました。
爆発力のある業種ではないと思うので株価を戻すのに時間がかかる可能性もあります。
塩漬けにせずに売却した資金をほかに回せば、損切り分取り返せるかもしれません。
今後のスタンス
ただ、ミライロの事業に将来性を感じている気持ちは変わりません。
ユニバーサルデザインやアクセシビリティの分野は、これから社会的ニーズがどんどん高まっていくと考えています。
なので、今回の損切りは「永遠のお別れ」ではなく、中期保有候補として引き続き注目していきます。
20%の間で買い戻せば変わらず保有していたことにできます。
株価が落ち着き、また業績やチャートのタイミングが合えば、再エントリーも検討するつもりです。
まとめ
- 業績はむしろ堅調(増収・営業利益率改善)
- ただし純利益は一時費用で減益見込み
- チャートは500円割れで不安定
- 最大の売却理由は「精神的な安定のため」
- 将来的には再エントリーの可能性あり
損切りはつらいですが、ポートフォリオ全体の安定や気持ちの整理を優先するのも大切だと思います。
この本、今日帰りにブックオフで見つけたので買ってしまいました(笑)


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