MMPAです。
本日、投資家にとって示唆に富む記事を見かけましたので紹介します。
『ウォール街のランダムウォーカー』の著者であり、インデックス投資の提唱者、バートン・マルキール氏 が最新のレターで「市場のタイミングを計ろうとする投資家」に警鐘を鳴らしています。
ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理/バートン・マルキール/井手正介【3000円以上送料無料】
記事の概要(要約)
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マルキール氏は、市場が下落したからといって売却するのは常に間違い だと明言。
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過去50年間の米国株において、最も大きなリターンをもたらした10日の多くは「大幅下落直後」に訪れていた。
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例:2007年の金融危機、新型コロナショック、ブラックマンデー後など。
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インデックスファンドを使った長期・分散投資、特に ドルコスト平均法 を推奨。
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レバレッジETFやミーム株(はやり株)については「投機であり、長期的には負ける」と批判。
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マルキール氏自身もS&P500を通じてNVIDIAの恩恵を受けており、「インデックス投資でも十分に成長株を享受できる」とコメント。
私の考察・コメント
マルキール氏の「狼狽売りは常に間違い」という言葉は、とても重みがあります。
下落局面では誰もが不安になりますが、その直後に大きな反発が起きる可能性があるのなら、焦って売るのはむしろ一番やってはいけない行動 だと感じます。
バブル崩壊も、リーマンショックも、コロナ禍も中長期的にみれば株価は戻り、さらに上昇しています。
私自身の考えとしても、下落は「リスク」より「チャンス」として捉えるべきではないかと思います。
特に、これまで株価が高すぎてなかなか買えなかった銘柄を拾う機会になるかもしれませんし、すでに保有しているポートフォリオ銘柄を買い増す好機とも言えるでしょう。
もちろん、短期的には含み損や不安も出てきますが、長期的な資産形成を目的とするなら、下落相場こそ次の上昇の入り口 と考える方が健全だと思います。
結局、マーケットのタイミングを正確に読むのはほぼ不可能。
であれば、マルキール氏の言うように「コツコツとインデックス積立を続ける」「下落を恐れず、むしろ買いのチャンスと捉える」姿勢が大切なのだと思います。
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記事元リンク
詳しくは元記事をご覧ください。
「暴落が近づいている!」と思っても、決して現金化してはいけない。『ウォール街のランダムウォーカー』の著者がアドバイス(海外)

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