MMPAです。
今回は投資における利回りの相場感がテーマです。
私はなるべく手堅く投資を進めていますが、その中で「利回り」について自分なりの基準ができてきました。
ここでは、株式・自動投資・不動産投資の3つのジャンルごとに、私が考えている相場感をまとめます。
株式投資
世間では「高配当株」というと、配当利回り5%以上を指すことが多いです。
しかし、私の感覚では、この水準からリスクが急に高まると感じます。
具体的には、以下のようなケースです。
配当性向が高すぎる
業績が悪化しているのに株価を維持するために配当を維持している
こうした場合、減配や無配に転じる可能性があります。
そのため、私の中では3〜4%を「高配当」と考えており、この水準であれば減配リスクは比較的低いと感じています。
また、株価が上昇すると相対的に配当利回りは下がりますが、そこはあまり気にしていません。
増配されれば利回りは戻りますし、株価上昇によるキャピタルゲインも得られるからです。
私が保有しているトヨタは配当利回りが3%台ですが、決算は非常に好調。
安定した利益を背景に配当も継続的に出しており、長期保有でも安心できる銘柄です。
株価が上昇すれば利回りは一時的に下がりますが、増配で戻る可能性がありますし、キャピタルゲインも狙えます。
一方で、日産株は失敗した例です。
購入時は配当利回りが3%台で、「これなら悪くない」と思い、車を所有していた縁もあって“応援株”として買いました。
しかし、当時は決算内容をよく確認しておらず、その後業績悪化により無配に転落。
「利回りだけで判断する危うさ」を痛感しました。
利回りはそこまで高くはなかったですが、リスクはとれていませんでした。
自動投資
自動投資の場合はほったらかしにできる分手数料がかかるため、利回り5%以上が必要だと考えています。
もし長期間この水準を下回るようであれば、手放すことも検討します。
不動産投資
不動産については利回りだけでなく、自己使用の可能性も考慮しています。
判断基準はシンプルで、固定資産税を含む支出が収入を上回らないこと。
手出しが必要な状態であれば、手放す選択肢も視野に入れます。
まとめ
投資では、世間一般の基準や他人の成功例に流されがちです。
しかし、自分なりの基準を持っていれば、数字や流行に振り回されることは少なくなります。
私は無理な利回りを追わず、安定して資産を増やすことを目標にしています。
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