△JDI株を売却しました|ささやかな利確です トレード記録△

MMPA です。

一昨日保有しているJDIの株を売却しました。

なんでかよくわからないけど30円くらいまで高騰。

このタイミングで利確しました。

昔はiPhoneのディスプレイがJDI製とサムスン製があって、JDI製だと当たりだなんて言われてたんですよね…

盛者必衰の理をわらわす。

JDIが盛者だったのかはわかりませんが。

今のところJDIが復活する見込みは低いと考えています。

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なぜ復活は難しいのか?

今回の売却の背景には、JDIの復活が難しいと考えている理由があります。

  1. 有機ELシフトへの遅れ
    スマホ市場は液晶から有機ELへ完全にシフトしました。ところがJDIは液晶事業への依存が強く、この波に乗り遅れたことが致命傷となっています。
  2. 競合の圧倒的な強さ
    韓国のサムスンやLG、中国のBOEといった企業は、資金力と量産能力で世界をリードしています。これらの競合に対抗するのは非常に困難です。
  3. 財務基盤の脆弱さ
    長年赤字が続き、公的支援や増資に頼らざるを得ませんでした。結果として研究開発や設備投資に回せる資金も限られ、成長余力が小さいのが現実です。
  4. アップル依存からの転換失敗
    売上の多くをアップルに依存してきましたが、アップルが有機ELを採用したことで需要が激減しました。依存体質を脱却することができなかったのです。
  5. 特許の壁
    さらに大きいのが「特許」の問題です。無償で使用できるとはいえ、主要な技術の多くは他社が握っており、JDI自身が主導権を持てないのが現実。たとえ技術を活用しても、差別化や優位性を築きにくい構造になっています。

今後に期待できるか?

小型液晶やマイクロLEDといった新分野に可能性がゼロではないものの、現在の資金力・技術力・競合環境を考えると、再建の道は平坦ではありません。

今回の高騰は一時的な需給や思惑によるもので、長期的な成長期待が反映されたものではないと判断しました。

トレードの振り返り

今回の売却は「短期的な利確」と「長期的な見込みの低さ」を踏まえた判断です。
投資では株価の上下だけでなく、企業の将来性を冷静に見極めることが大事だと改めて感じました。

がかつて「当たり」と言われた時代を思い返すと、時代の流れと技術革新の速さに驚かされます。


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