◇IPOセカンダリー投資とは?初値後に入る戦略を解説◇

MMPAです。

IPO投資といえば「初値で売る」イメージが強いですが、実は初値形成後に参入する「セカンダリー投資」という手法もあります。今回はその基本からメリット・デメリットまで整理してみます。


1. IPOセカンダリー投資とは

セカンダリー投資とは、IPOの「初値」がついた後に株を購入する投資手法のことです。
IPOは人気化しやすく、需給で大きく動くため、初値形成後もしばらく注目が続きます。
そこを狙って入るのがセカンダリー投資です。


2. セカンダリー投資の狙いどころ

  • 初値が抑えられた銘柄:需給に余力があり、上昇余地がある
  • 成長テーマ銘柄:AI、バイオ、DXなど話題性が強く、短期資金が集まりやすい
  • 小型IPO:株数が少なく、需給のひっ迫が続きやすい

たとえば、公開価格付近で初値が決まった銘柄が、その後一気に上昇するケースは少なくありません。


3. メリット

  • 抽選に当たらなくても参加できる
  • 初値の値動きを確認してから判断できる
  • 需給やテーマ性を見極めれば短期で大きなリターンも狙える

4. デメリットとリスク

  • 値動きが激しい → 初値形成後はボラティリティが高く、急落リスクもある
  • 人気が短期で終わる → 1〜2日で資金が抜けると急落
  • ロックアップ解除に注意 → 大株主が売れる条件に達すると、一気に売り圧力が出る

特に「寄り天(初値が高値でその後下落)」パターンには注意が必要です。


5. 実践的なポイント

  • 出来高を確認して「資金が集まり続けているか」をチェック
  • 板の厚さや気配値を見て、売り圧力が強すぎないか確認
  • テーマ性のある銘柄は短期で資金が集中する傾向があるので、数日の勝負と割り切る

6. まとめ

IPOセカンダリー投資は、抽選に外れてもIPOの流れに参加できる有効な手段です。
ただし、値動きが荒いため短期的なトレード色が強くなります。
自分の投資スタンスに合わせて「即日勝負なのか、中期で保有するのか」を明確にして臨むことが重要です。

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