MMPAです。
前回の記事で「CFDとは?」についてまとめました。
今回はよく比較される 「CFDとFXの違い」 について整理します。
そもそもFXとは?
FX(Foreign Exchange)とは「外国為替証拠金取引」のことです。
世界中の通貨ペア(ドル円、ユーロドルなど)を売買して、為替レートの差で利益を狙う取引です。
つまり、対象が「通貨」に限定されている差金決済取引がFXです。
CFDとFXの共通点
-
-
どちらも「差金決済取引」 → 実際の現物を持たない
-
-
-
レバレッジが使える
-
-
-
買い(ロング)だけでなく、売り(ショート)からも入れる
-
取引の仕組み自体はよく似ています。
CFDとFXの違い
項目 | CFD | FX |
---|---|---|
対象 | 株価指数、商品(金・原油)、個別株、仮想通貨など幅広い | 通貨ペアのみ |
取引時間 | 商品によって異なる(24時間取引できるものも多い) | 平日ほぼ24時間 |
取引コスト | スプレッド+手数料(業者により異なる) | 主にスプレッドのみ |
レバレッジ | 商品ごとに異なる(国内は最大10倍程度) | 国内は最大25倍 |
リスク | 対象によって値動きが激しい | 為替は比較的安定的 |
どちらを選ぶべき?
-
値動きが安定している為替中心でトレードしたい → FX
-
株価指数や金・原油など世界中の多様なマーケットに触れたい → CFD
投資スタイルによって選び方が変わります。
まとめ
-
FXは「通貨に特化したCFDの一種」と考えるとわかりやすい
-
CFDは対象が幅広いので、分散投資の手段として使える
-
どちらもレバレッジ取引なので、資金管理が最重要
コメント