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株式投資の解説でよく出てくる「戻り売り」という言葉。
下落相場でよく使われる重要な考え方です。
戻り売りとは
「株価が下落トレンドの途中で一時的に反発したところで売ること」を指します。
大きな流れは下落しているが、その中で小さな上昇(戻り)が発生する場面があります。
その戻りを利用して売る投資手法が「戻り売り」です。
戻り売りのイメージ
例えば、株価が1000円から800円まで下がった後、一時的に850円まで回復することがあります。
この「戻り」を売りのチャンスと考え、売り注文を出すのが戻り売りです。
戻り売りが使われる理由
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下落トレンドは長く続くことが多い
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一時的な戻りを待つことで、より高い価格で売れる
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短期的な利益確定やリスク回避につながる
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特に信用取引や空売りを行う投資家にとって、戻り売りは基本戦略の一つです。
押し目買いとの違い
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押し目買い:上昇トレンド中の一時的な下落で買う
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戻り売り:下落トレンド中の一時的な上昇で売る
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方向性が逆になるだけで、どちらも「一時的な逆行をチャンスにする」という共通点があります。
まとめ
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戻り売り=下落トレンド中の一時的な反発を利用して売る手法
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空売りや短期売買でよく使われる
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押し目買いとは対になる考え方
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