MMPAです。
株探トップ特集(2025年8月16日)で取り上げられたのは、国策テーマ「AI・防衛・農業」に関連する銘柄の中から、業績好調で株価変貌の可能性を秘めた6社です。
今回はその概要を整理してみます。
【AI関連】
① ヴレインS(135A/東証G)
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製造業向けAI外観検査システムを展開
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省人化投資需要を取り込み成長加速
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25年2月期:売上高52%増、26年も50%増予想
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株価は年初来高値3015円再トライの動き
② グロービング(277A/東証G)
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デジタルシフト支援コンサルティング
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AIを用いた戦略立案、大手自動車メーカーと共同開発
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25年5月期:営業7.6倍増益、26年も大幅増収増益
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中期で時価総額2000億円を狙う展開
【防衛関連】
③ 石川製作所(6208/東証S)
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防衛省向け機雷やフライトレコーダーで実績
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売上の7割が防衛関連
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26年3月期:営業利益45%増を見込む
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株価は高値圏で一服も、再度人気化の可能性大
④ ナブテスコ(6268/東証P)
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産業ロボ用精密減速機で世界シェア6割
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航空機向け制御装置は国内独占
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25年12月期:営業利益51%増見通し
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株価は3000円近辺、4000円を意識する展開へ
【農業関連】
⑤ 農業総合研究所(3541/東証G)
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生産者と小売をつなぐ農産物直売プラットフォーム
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登録生産者1万人超、取引店舗2000店規模
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24年8月期:営業利益2.6倍、25年も2.2倍増予想
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株価は再浮上の動き、新値圏入りを期待
⑥ ウェーブロックHD(7940/東証S)
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防虫網トップ、農業資材(遮光・遮熱ネット等)に強み
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26年3月期:営業利益2.1倍予想、第1Q進捗62%
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割安感が際立つ(PER10倍前後/PBR0.3倍台)
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配当利回り4.3%と高配当も魅力
まとめ
AIは「省人化・効率化」、防衛は「安全保障需要」、農業は「国策支援」というそれぞれのテーマが追い風となっています。足元の業績好調さに加え、政策や社会的ニーズに裏付けられている点も投資妙味がありますね。
僕自身は、短期の値動きよりも 成長期待を見据えた中期保有スタンス で注目しています。
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