MMPAです。
今回は、株式分割に関する記事を紹介します。
新NISA開始以降、投資単位を下げて投資しやすくする「株式分割」を実施する企業が急増しており、分割後の値動きや株主優待拡充に注目が集まっています。
記事の概要
2022年には97社だった株式分割実施企業は、2024年には219社と約2.25倍に増加。背景には新NISAや投資家層の拡大があります。
ただし、分割後の株価は一様ではなく、一時的に利益確定売りで下落するケースもあります。
そのため「優待拡充などで保有インセンティブがある企業」や「業績好調で人気が続く企業」に注目すべきだと記事では紹介されています。
今回は2025年8~9月に株式分割を予定し、かつ株価上昇率や投資額面からも魅力がある5銘柄がピックアップされています。
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- クリエイト・レストランツHD(3387)
分割比率:1:2(8/31)
最低投資額:16万円
株価上昇率:35.8%
→ 優待区分を拡充。好業績で株価も上昇基調。 - 良品計画(7453)
分割比率:1:2(8/31)
最低投資額:74万円
株価上昇率:106.5%
→ 分割後も100株から優待対象。高評価が続き注目。 - イオン(8267)
分割比率:1:3(8/31)
最低投資額:52万円
株価上昇率:40.2%
→ 分割後に100株・200株の優待区分が新設。グループ戦略の強化も評価。 - パルグループHD(2726)
分割比率:1:2(9/10)
最低投資額:51万円
株価上昇率:68.2%
→ 「3COINS」好調。新規出店やEC、M&Aで成長持続。 - スクウェア・エニックスHD(9684)
分割比率:1:3(9/30)
最低投資額:107万円
株価上昇率:73.6%
→ 配当引き上げや物言う株主の動きで注目。
考察とコメント
株式分割は一見すると株価に直結する材料のように思えますが、実際には「投資しやすさを提供する仕組み」であって、必ずしも株価上昇につながるわけではありません。
分割後の一時的な売り圧力もあるため、やはり投資判断は 業績や成長性、優待拡充など中長期的な魅力 を重視すべきだと感じます。
今回紹介された銘柄はどれも人気度や成長力が高い企業ばかりで、特に イオンや良品計画は株主優待の拡充が分割とリンクしている点 が個人投資家にとって大きな魅力でしょう。
長期保有で優待と配当を楽しむ投資スタイルと相性が良さそうです。
一方で、スクエニのように「構造改革中」「外部株主の存在感が強い」企業はボラティリティが大きくなる可能性もあり、リスク管理は欠かせません。
分割後の投資は「これまで手が出なかった銘柄を買えるチャンス」でもあり、特に新NISA口座を使った積立や分散投資の選択肢が広がります。
分割=必ず上がるではなく、分割+業績+優待+中長期の視点 で冷静に判断することが肝心です。
まとめ
株式分割は投資家層の拡大に直結するイベントであり、分割と同時に株主優待や配当政策を強化する企業は長期的に注目できます。
短期的な値動きに振り回されず、将来の成長や安定した株主還元を見据えた投資を意識していきたいところです。


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