MMPAです。
ダイヤモンド・ザイの記事で、「8月は円高に動きやすい」というデータを紹介していました。
この記事を読んで、投資をするうえで季節ごとの傾向(=アノマリー)も意識することが大事だなと感じました。
■ 8月は「高金利通貨ほど円高に注意」!
メキシコペソ/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円といった「高スワップ通貨」は、過去20年のデータで8月に円高(陰線)になった年が14回以上。
米ドル/円やユーロ/円などのメジャー通貨でも、8月は円高が目立つとのことです。
円高になりやすい背景としては、
夏枯れ相場(市場参加者が少ない)
海外投資家の決算や調整
などが影響しているそうです。
■ 「日別」の傾向まで載っているのが面白い
この記事では、8月の日別の傾向も載っていて、
13日前後 → 円安が出やすい(陽線が多い)
19日前後 → 円高が出やすい(陰線が多い)
29日前後 → 再び円安傾向に(豪ドル/円などで陽線が9割超)
といった感じで、結構細かいデータが紹介されていました。
正直、ここまで細かく意識して投資してなかったので、「こういう見方もあるんだな」と素直に勉強になりました。
■ スワップ派は特に注意かも
最近は金利が高い新興国通貨を買って、スワップを狙う人も多いと思いますが、
8月の円高傾向を知らずにポジションを持ち続けると、為替差損で苦しくなるかもしれません。
自分も少しだけメキシコペソ/円を持っているので、ちょっと身が引き締まりました。
■ 自分の投資にどう活かすか
・8月は欲張らずに、ポジションを軽くする
・円高になったら買い場として拾う準備をする
・スワップ通貨は短期的な値動きにも気をつける
こういった意識があるだけで、ムダな損失を減らせる気がします。
「アノマリーは絶対ではないけど、無視もできない」。
そんなことを感じた記事でした。
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