◆初心者でも失敗しにくい!自分に合った高配当株の選び方◆

MMPAです。

今回は私自身の基準も含めて、高配当株の選び方について考えていきます。

2024年から始まった新しいNISAは、売却益や配当金にかかる税金が一生涯ゼロになる画期的な制度です。
そのため「配当金で生活を支えたい」「資産形成を安定させたい」と考える人にとって、高配当株投資はますます注目を集めています。
もちろん私もそのうちの一人です。
書店に行けば高配当株関連の本が平積みされ、ネット上でも銘柄選びの情報があふれています。

しかし、情報が多いほど「どの銘柄を選べばいいのか?」と迷ってしまうのも事実です。
初心者でも取り組みやすく、自分に合った高配当株の選び方をわかりやすく整理していきます。


1株からでも始められる!ミニ株やS株

株式投資と聞くと「100株単位で数十万円が必要」と考える人も多いかもしれません。
確通常の日本株は100株単位で取引されますが、最近は証券会社のサービスで「1株単位」で購入できるものが増えています。
ミニ株やS株と呼ばれるものです。

1株からでも立派な投資ですし、NISAの対象にもなります。
少額から始められるため「まずは試してみたい」「少しずつ配当株を集めたい」という初心者にもぴったりです。

但し注意点もあります。
多くの証券会社では単元株未満では「指値」取引がでず、成り行き注文となっています。

リアルタイムで売買ができなかったり、想定の金額より高い(安い)売買になる可能性もあります。

これから証券口座を開設するかたはそう言った視点で証券会社を選ぶのもいいと思います。

配当利回りは「2.5%以上」を目安に

高配当株投資で最初に目が行くのは「配当利回り」でしょう。
一般的に3%以上で高配当株と呼ばれますが、実は2.5%前後の銘柄にも将来性のある優良株が多く存在します。

例えば、食品や医薬品、ドラッグストアなど、日常生活に根ざした企業は不況にも強く、安定して配当を出しやすい傾向があります。
配当利回り3%にこだわりすぎると、こうした堅実な銘柄を見逃してしまうかもしれません。

つまり、配当利回りは 「銘柄を探す最初のフィルター」 と考えるのがよいでしょう。

私の所感では配当利回りが5%を超えるとリスクがグンと上がっていきます。
配当性向が100%を超えていたり、増配減配を繰り返していたり、業績が安定していなかったり・・・

欲張らず3%前後でも十分という考えを持つことが重要でしょう。


「連続増配株」や「減配なし株」に注目

配当金が毎年伸び続けている企業を「連続増配株」と呼びます。
これは企業の業績が右肩上がりである証拠であり、配当株投資の王道です。

また、増配とまではいかなくても「減配していない」銘柄は経営が安定しているサイン。
初心者が安心して持ち続けるには、こうした「安定配当株」を組み入れるのがおすすめです。


配当性向は「30〜50%」を意識

企業が稼いだ純利益のうち、どれくらいを配当として株主に還元しているかを示す指標が「配当性向」です。

  • 低すぎる(20%以下) → 配当は少ないが、内部留保を積み増して成長投資に回している可能性あり
  • 高すぎる(70%以上) → 将来の成長に資金を使えず、業績が悪化したら減配リスク大

バランスの良い目安は 30〜50%前後 です。
安定した配当を出しつつ、企業の成長も期待できる水準と言えるでしょう。


業種の分散がリスクを減らす

初心者がつまずきやすいのは「高配当だから」と同じ業種ばかりに集中投資してしまうことです。
たとえば、石油関連や銀行株は高配当で知られていますが、景気や金利の影響を強く受けます。

おすすめは 生活必需品やインフラ系(食品、通信、鉄道、医薬品など)と景気敏感株(商社、銀行、製造業など)を組み合わせること
分散投資によって、一部の業種が不調でも全体のポートフォリオを守ることができます。

分散することによってポートフォリオ内でお互いの株価を補完し合うことになります。


まとめ:自分に合った「持ちやすい株」を選ぼう

高配当株投資は「地味だが着実にリターンを積み上げられる」手堅い戦略です。ポイントを整理すると次の通りです。

  • 少額から始められる「1株投資」で無理なくスタート
  • 配当利回りは 2.5%以上 3%前後を目安に銘柄を広く探す
  • 「連続増配」や「減配なし」の企業は安心感が高い
  • 配当性向は 30〜50%前後 が理想的
  • 業種を分散させてリスクを軽減

初心者の方は「安心して持ち続けられる銘柄」に絞るのが成功のカギだと思います。
焦らず時間を味方にし、配当金をコツコツ積み上げていきましょう。
長期的に見れば、それが最も確実に資産を増やす道となるはずです。
投資を続けていくうちに視野も広がりより良い株に出会えるでしょう。

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