●「海外アクティビストが注目するであろう銘柄10選」という記事を読んで考えたこと●

MMPAです。

先日、「海外アクティビストが注目するであろう銘柄10選」という記事を目にしました。
記事では円高リスクやAI関連株バブルの不安に触れつつ、最後に具体的な銘柄を10社挙げています。

ただ、よく読むと「注目している銘柄」ではなく「注目するであろう銘柄」と書かれており、実際に誰が注目しているのか、どのような根拠があるのかは明示されていません。
信憑性という意味では薄く、投資判断にそのまま使える内容ではないと感じました。

とはいえ、銘柄リストを眺めるだけでも「アクティビストが狙いやすい企業像」を理解するヒントになります。

日本株を始めるなら【DMM 株】!(PR)

記事で紹介されていた銘柄10選

    1. 平河ヒューテック(5821) – 累進配当余力大

    1. 村上開明堂(7292) – 自動車用ミラー大手。NAVファンドが保有

    1. 大平洋金属(5541) – 改革余地大、資産バリュー株の典型

    1. 日本パーカライジング(4095) – キャッシュ厚い。還元余力豊富

    1. ユタカフーズ(2806) – 東洋水産子会社。親子上場の歪み典型

    1. アリアケジャパン(2815) – 無借金経営。内需食品で安定収益

    1. オカムラ(7994) – オフィスなど内需インフラ的事業

    1. クミアイ化学工業(4996) – 還元圧力余地あり

    1. トモニホールディングス(8600) – 地方銀行グループ

    1. 東京産業(8070) – ネットキャッシュ潤沢。還元・改革余地大

こうして見ると、低PBR、親子上場、キャッシュリッチなど「アクティビストが狙いやすい特徴」を持つ企業が並んでいます。

個人的に注目したのはトモニホールディングスです。
理由は以下の通りです。

    • ポートフォリオ内で手薄な業種である

    • 業績が安定しており良好

  • 配当性向が低めで、今後の成長余地が期待できる

私自身はこの記事を「そのまま信じる」のではなく、「自分で調べるきっかけ」にするのが正しい使い方だと考えています。
銘柄紹介記事はどうしても大げさになりがちですし、裏付けが弱い場合も少なくありません。
しかし、そこで紹介されている企業を自分で調べ直すことで、思わぬ発見があるかもしれません。

大切なのは「記事を鵜呑みにしない」こと。
むしろ「ヒントをもらって自分で検証する」姿勢が、長期的に投資力を高めていくのだと思います。

日本株を始めるなら【DMM 株】!(PR)

コメント

タイトルとURLをコピーしました