MMPAです。
日経平均株価は史上最高値を更新し、4万3000円台に乗せる場面も見られました。
投資家としてはうれしい状況ですが、同時に「このまま上がり続けるのか」「そろそろ下がるのか」という不安もあるはずです。
相場は必ず波を描くもの。
だからこそ、高値で推移している今こそ、下落に備える準備をしておくことが大切です。
高値警戒のサインが点灯
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騰落レシオ(25日)は140%台
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25日移動平均線からの乖離率は+6%
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予想PERは17.8倍と過去最高水準
テクニカル的にも、相場は高値圏にあることを示しています。
昨年のように1万1000円近い下げ要因は今のところ見当たりませんが、過熱感は否めません。
今後の相場シナリオ
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シナリオ①:じわじわと調整する下げ
資金流入が続く一方で、業績が追いつかずPERの壁にぶつかれば、調整局面入り。 -
シナリオ②:外部要因で急落
為替や米国発のリスク要因次第では、暴落の可能性も。特に「PERの壁」を突破できなければ、一時的な急落には警戒が必要。 -
シナリオ③:押し目買い一貫
ただし資金余りの状況は続いているため、大きな調整があっても下値は限定的という見方も残ります。
下落が始まったときの行動チェックリスト
じわじわ下げに備える
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含み益のある銘柄は一部利確し、現金を残す
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長期保有銘柄は慌てて手放さずに維持する
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PERやEPSを確認し、本当に割高かを判断する
暴落に備える
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ナンピン買いは避ける
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損切りラインを事前に決めて必ず実行する
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信用取引のポジションは縮小またはゼロにする
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急落は押し目買いの好機と考え、キャッシュを確保する
平常心を保つ
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毎日の値動きに振り回されず、週単位で相場を見る
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投資ノートをつけて自分のルールを守れたか確認する
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SNSやニュースの情報に過度に影響されないようにする
まとめ
相場は必ず上下を繰り返します。下落はリスクであると同時に、新たなチャンスでもあります。事前にルールを決め、冷静に動ける準備をしておくことが、投資家にとって最も大切なことです。
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