●夏枯れはチャンスかも?●

MMPA です。

夏枯れ相場という言葉があるみたいです。
8月はお盆休みや海外投資家のバカンスシーズンと重なり、市場参加者が減る。
その結果、出来高が細り、株価が大きく動きやすくなる傾向があります。
一般的には「手出し無用」とも言われるみたいですが、逆に「買い場」と見る投資家もいます。

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第一に、夏枯れ相場では売られすぎる銘柄が増えることがあります。
流動性が低下することで、ちょっとした売りでも株価が大きく下がる。
そのため、企業価値に比して明らかに割安な状態になることがある。
こうした歪みを拾うことができれば、投資効率は高くなります。

第二に、短期筋が撤退していることで、逆に値動きが読みやすくなる面があります。
上げも下げも一方向に振れやすいため、短期的なリバウンドを狙いやすい。
もちろんリスクもありますが、値動きの特徴を理解していれば、一定のルールで仕掛ける余地はあるかもしれません。

第三に、8月決算の銘柄が注目されにくいという特徴があります。
市場全体の注目度が低下している中で好決算を出しても、株価に織り込まれづらい。
逆に、後から見直されて株価が上昇するケースもあるため、事前に仕込んでおくことができれば大きなリターンも見込めます。

さらに、現在は円安やインフレの影響で、商社株や資源株、インバウンド関連銘柄が追い風を受けやすい環境となっています。
これらの銘柄は高配当傾向の企業も多く、安く拾えれば中長期的にもメリットが大きい。

高配当株を中心に中期保有するスタイルであっても、こうした短期的な“歪み”に着目することは有効じゃないでしょうか。
普段は割高感があって手が出しづらい銘柄も、夏枯れ相場で一時的に放置される場面があれば、そうしたタイミングを見逃さないようにしたいですね。

夏枯れだから売るのではなく、夏枯れだから拾う。
相場に流されず、自分の投資スタイルに合った銘柄を淡々と仕込む姿勢が、長い目で見れば大きな差を生むと思っています。

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