【記事チェック】東証事例集 素人投資家は参考にできる? 続き

MMPA です。

前回記事の続きです
【記事チェック】東証事例集 素人投資家は参考にできる?

個人の素人投資家は、この事例集を参考にすべきなのか?

「資本コストを意識した経営」と聞くと、なんとなく専門的で、自分には関係ないと思いがちかもしれません。でも、実は逆です。個人投資家だからこそ、この事例集は有益なヒントの宝庫なんです。

なぜなら

プロの機関投資家が「本当に評価している企業」が見える

日々情報に溢れている株式市場の中で、どの企業が信頼されているかを自分で見極めるのは難しい。
この事例集は、プロの視点から「今評価されている企業のリアルな姿」を整理してくれており、銘柄選びのヒントになります。

数字だけでなく「経営の中身」に目を向けられるようになる
ROEや配当利回りだけで判断するのではなく、企業が「なぜ」その数字を出せているのか、今後も持続できるかどうかに目を向ける習慣がつきます。

中長期で安定して成長できる企業に出会える確率が上がる
株価が一時的に上がる銘柄ではなく、「長く持ちたい企業」を見つけることが投資の本質。
 そのための「見るべきポイント」を学ぶことができます。

企業と投資家の距離感が分かるようになる
 「IRの姿勢」や「経営陣の考え方」が評価されるということは、投資家との信頼関係を重視している証拠です。
 こうした企業は、急な方針変更や株主軽視が起こりにくく、安心感があります。
私の感覚ではこれが一番大事です。
どんな大企業でもこちらを向いている感じがなければ長期保有しようという気にならない。

つまり、事例集はただの「企業紹介」ではなく、将来の有望株を見つけるための実用的な視点を養うツールです。
専門用語があっても、少しずつ読み解いていくことで、自分の投資スキルもレベルアップしていきます。

「どの企業が、なぜ評価されているのか」――
この問いを繰り返すだけでも、見えてくる世界は大きく変わります。

次に買う1銘柄、選び方を変えてみると面白いかもしれませんね。

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