●配当利回りランキング1位「東洋証券」ーランキングの顔ぶれが変わった理由を考えてみた●

MMPAです。
最近、仕事が忙しくてなかなかブログを更新できずにいましたが、皆さんはこの乱高下相場、どう過ごされていますか?
私は「静観」を貫きつつ、時々ランキングを眺めて「おっ?」と思う銘柄を探したりしています。

そんな中、久しぶりに「配当利回りランキング」を覗いてみて、ちょっと驚きました。
今の1位、**東洋証券(8614)**なんですね。
利回りはなんと7.39%

また、ランキング上位の顔ぶれがだいぶ変わった気がします。
証券会社と投資法人が目につくようになりました。

「これ、どういうこと?」と気になったので、少し自分なりに調べてみました。

1. 東洋証券の「7%超え」は信じていいの?

まず目に飛び込んでくるのが、**配当性向145%**という数字です。
利益よりもたくさんのお金を配当として出している、いわゆる「タコ足配当」の状態に見えます。
普通なら「これ、減配するんじゃない?」と怖くなるところですよね。

少し調べてみると、東洋証券はどうやら**「2027年3月期までは、年間50円の配当を出し続ける」**と宣言しているみたいです。

以前このブログで紹介した「ダイドーリミテッド」も、株主還元をグッと強めて話題になりましたが、東洋証券も少し似たような雰囲気を感じます。
「PBR(株価純資産倍率)をもっと上げなさい!」という市場からの声に応えるために、内部留保を削ってでも株主に還元しようとしているのかもしれません。

ただ、あくまで「2027年まで」という期限付きの約束のようです。
「ずっとこの利回りが続く」と断定して飛び込むよりは、**「期間限定のボーナス期間」**と捉えるくらいが、私たち素人投資家にはちょうどいい距離感かもしれませんね。

1. 東洋証券ってどんな会社?

名前の通り中堅の証券会社ですが、特徴は**「中国株」**に強いこと。
1900年代から中国市場に注目していた歴史があり、今も「中国株なら東洋」というイメージを持つベテラン投資家も多いようです。

ただ、最近はネット証券に押されて対面営業の証券会社はどこも大変な時期。
そんな中、なぜこれほど強気な配当を出しているのでしょうか。

2. 「配当性向145%」のカラクリ

気になる最新の数字(2026年3月時点)を見てみると、こんな感じです。

  • 株価: 680円前後
  • 配当: 50円(利回り:約7.3%)
  • PER: 約11.2倍
  • PBR: 約0.72倍
  • EPS(1株利益): 約60円(直近決算ベース)

注目はPBR 0.72倍。 東証から「1倍割れをなんとかしなさい」と怒られているラインです。
これに応えるために、東洋証券は「2027年3月期までは、利益がどうあれ年間50円の配当を出す!」と宣言しました。

利益(EPS 60円)に対して配当(50円)を出すなら、配当性向は80%超。
さらに過去の利益の積み残しから出す時期もあるため、**配当性向145%**という「ちょっと無理して頑張っている数字」になっているわけですね。


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2. ランキングの顔ぶれが「証券」と「投資法人」だらけに

今回ランキングを見ていて、もう一つ気になったことがあります。
トップ10のうち、東洋証券を含めて証券会社が3社も入っているんです。
さらに、投資法人(REITやインフラファンド)も3社

50位まで広げて見てみると、以前よりも「投資法人」がものすごく増えている気がしませんか? ダイドーリミテッドが上位にいた頃とは、明らかにメンバーが変わっています。

なぜ、こんなに種類が変わったんでしょうか?私なりに仮説を立ててみました。

  • 証券会社: 「東証からの改善要求」を受けて、中堅の証券会社が「うちはこれだけ還元します!」と競い合っているような状態。
  • 投資法人: 最近の金利上昇への不安などで、投資法人の「価格(分母)」自体が下がってしまい、相対的に利回りが跳ね上がって見えている。

つまり、人気があって利回りが高いというよりは、「市場のルール変更や不安」がこのランキングを作っているように見えます。

3. 私たちはこのランキングとどう付き合うべきか

ランキング上位の銘柄は、確かに魅力的です。
でも、今回の東洋証券のように「無理して出している配当」や、投資法人のように「価格が下がって利回りが上がっているもの」を、すべて「お宝銘柄だ!」と判断するのは少し早いかもしれません。

私が今回、このランキングを見て改めて決めた自分ルールはこれです。

  • ランキング1位の「理由」をセットで探す: 「たまたま今だけ」なのか「ずっと続く」のか、そこだけは一歩立ち止まって考えてみる。
  • 銘柄の種類に偏りがないか見る: 今回のように「証券会社ばかり」「投資法人ばかり」の時は、その業界全体に何かが起きていると疑ってみる。
  • SBI証券のアプリで「配当性向」をチラ見する: 100%を超えていたら、「あ、今は無理して頑張ってくれているんだな」と受け止める。

まとめ:落ち着いて「自分に合った1枚」を探す

株価が激しく動く時期は、どうしても高利回りの数字に目がくらんでしまいがちです。
でも、前回お話ししたように「今は暴落へのトレーニング期間」でもあります。

東洋証券のような面白い銘柄を見つけてワクワクするのも株の醍醐味ですが、それと同時に「なぜこの数字なのかな?」と素人なりに首を傾げてみる時間も、大切にしたいなと思います。

皆さんの気になっているランキング銘柄も、ぜひ教えてください。
忙しい日々が続きますが、チャートを眺めながら、ゆったりと投資を楽しんでいきましょう!

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もし100%を超えていたら、その銘柄が「なぜ頑張っているのか」を調べてみるだけで、投資の視界がパッと明るくなるはずです。

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