MMPAです。
丸紅を利確し次の高配当株を探そうとしたところ、超高配当株が目に飛び込んできました。
2025年12月に上場したばかりのNSグループ(東証コード:471A)。
投資サイトのデータを見ると、配当利回りが**17.8%**という驚異的な数字を叩き出しています。
ヤフーファイナンスより
今回は、この「異常な高利回り」について調べてみました。
1. 利回り17.8%のカラクリ:正体は「特別配当」
まず、結論から言うと、この17.8%という数字をそのまま信じてはいけません。
- 配当の内訳: 上場直前の2025年6月に、既存株主に対して約60億円規模の**「特別配当」**が実施されました。
- 表示の仕組み: 多くの投資情報サイトでは、この上場前の実績を含めて利回りを計算してしまうため、17%という異常な数値が表示されています。
現在の株価に基づいた、今期以降の「実質的な予想利回り」は、およそ4%〜5%程度と推計されます。
17%ではありませんが、それでも高配当銘柄として十分に魅力的な水準ですね。
2. NSグループってどんな会社?(会社概要)
「NSグループ」という名前からカラオケ店やホテルを連想する方も多いですが、今回上場したのは**「家賃債務保証」**の最大手の一角です。
- 主な事業: 賃貸物件の入居者が家賃を滞納した際、家主に対して立て替え払いを行うサービス。
- 収益モデル: 入居時と毎年の更新時に保証料を受け取る「ストック型ビジネス」。
- 強み: 独立系として業界トップクラスの利益率を誇り、営業利益率は30%を超えています。
3. 配当性向50%以上!株主還元の本気度
NSグループは、上場後の配当方針として**「連結配当性向50%以上」**を掲げています。
- 算出できる配当性向: 今期の予想1株当たり利益(EPS)が110円〜130円程度と仮定すると、配当方針通りの50%還元であれば、年間配当は60円〜70円前後になります。
- 実質利回りの試算: 株価1,460円(仮)で計算すると、予想利回りは4.1%〜4.8%。
東証プライムの平均を大きく上回る、優良な高配当株と言えます。
4. 今後の注目ポイント
業績の安定感と還元姿勢は評価できますが、以下のポイントには注目しておきましょう。
- 市場の成長性: 高齢者や外国人入居者の増加により、保証会社の需要は右肩上がりです。
- 参入障壁: 蓄積された過去の滞納データや、全国の不動産仲介業者とのネットワークが強固なため、他社がすぐにシェアを奪うのは困難です。
- 需給リスク: 筆頭株主である投資ファンド(ベインキャピタル)が株を売却する際の「売り圧力」には注意が必要ですが、配当利回りが下支えになる可能性があります。
5. まとめ:新星・高配当株としての期待
「17%」という数字は一時的な魔法でしたが、その中身を剥いてみると、「利回り4%台・利益率30%超・配当性向50%」という、非常に堅実かつアグレッシブな高配当株が見えてきました。
一回目の配当落ち後の動きや、今後の決算発表で「50%還元」がどう具体化されるか。
個人的には今後の成長に注目の銘柄です。
【免責事項】 本記事は情報提供を目的としており、投資勧誘を意図するものではありません。投資の最終決定はご自身の判断でお願いいたします。
関連記事
- ●【配当利回り1位の裏側】ダイドーリミテッド(3205)は買ってはいけないのか? ファンドが仕掛けた「期限付き高配当」戦略を徹底解説!●
- ◆初心者でも失敗しにくい!自分に合った高配当株の選び方◆
- ●【特集】高配当利回り銘柄ベスト15の分析(2025年12月10日版)●
↓クリックしてもらえると嬉しいです^^↓



コメント