MMPAです。
今回は、少額資金で投資できる割安株に注目した記事を紹介します。
個人投資家にとって、投資資金が少なくても株式に分散投資できる銘柄は魅力的です。
最近では、SBI証券や楽天証券、GMOクリック証券など主要ネット証券が売買手数料の無料化を打ち出しており、手数料を気にせずに売買できる環境が整っています。
そのため、株価が低く、最低投資金額が10万円以下の銘柄は、同じ予算でも多くの株数を購入でき、買い付けや売却のタイミングを分散できるメリットがあります。
ただし、業績が低迷している企業もあるため、選定には注意が必要です。
この記事では、東証プライム上場銘柄の中から、以下の条件で注目銘柄をピックアップしています。
- 最低投資金額が10万円以下
- 今期の経常利益が過去最高を見込む
- 予想PERが15倍未満
結果、投資妙味の高い25社が選ばれています。最低投資金額の低い順に並べられ、経常利益の増益率やPERも明示されています。
注目銘柄例
- パーソルHD(2181)
- 最低投資額:26,580円
- 今期経常利益:65,000百万円
- 増益率:13.7%
- PER:14.5倍
- 広済堂HD(7868)
- 最低投資額:42,000円
- 今期経常利益:8,050百万円
- 増益率:0.2%
- PER:11.0倍
- クロスマーケティング(3675)
- 最低投資額:65,200円
- 今期経常利益:2,700百万円
- 増益率:12.5%
- PER:8.2倍
- 三光合成(7888)
- 最低投資額:83,800円
- 今期経常利益:5,500百万円
- 増益率:5.9%
- PER:6.4倍
- TOKAI(3167)
- 最低投資額:99,900円
- 今期経常利益:17,500百万円
- 増益率:0.7%
- PER:13.0倍
この他にも、オエノンHD、アイモバイル、NISSO、九州FG、めぶきFGなど、幅広い業種から割安で投資できる銘柄が紹介されています。
配当利回りは?
さらに配当利回りと配当性向にも注目してみました。
配当利回り3%以上、配当性向50%以下
・広済堂ホールディングス 配当利回り3.18% 配当性向40.9%
・NISSOホールディングス 配当利回り3.85% 配当性向37.3%
・トモニホールディングス 配当利回り3.96% 配当性向20.0%
・朝日ネット 配当利回り3.59% 配当性向37.7%
・三光合成 配当利回り3.34% 配当性向19.0%
・九州フィナンシャルグループ 配当利回り3.06% 配当性向29.9%
・シーティーエス 配当利回り3.25% 配当性向47.7%
・野村不動産ホールディングス 配当利回り3.94% 配当性向39.2%
・TOKAIホールディングス 配当利回り3.40% 配当性向48.2%
広済堂HD、TOKAIホールディングスは配当利回りもよく、配当狙いとしてもよさそうです。
まとめ
個人的に注目したポイントは、「PERが低い割に利益が伸びている企業」です。
たとえばクロスマーケティング(3675)のPER8.2倍は、成長率12.5%に対してかなり割安感があります。
こうした銘柄は、相場が安定しているときに買いを入れると、比較的リスクを抑えつつ株価上昇の恩恵を受けやすいです。
また、最低投資額が低い銘柄は少額でも分散投資しやすい点が魅力です。
10万円以下であれば、複数銘柄に分散して購入でき、短期的な値動きリスクを分散しながら、今期最高益銘柄の恩恵を狙えます。
一方で、利益が黒字化したばかりのMDV(3902)や、増益率が低めの広済堂HD(7868)などは、業績が安定していないため、値動きが荒くなる可能性があります。
投資タイミングや買い増しの戦略を慎重に考える必要があります。
配当利回りが3%を超える銘柄に関しては、配当狙いで中長期保有もありかもしれません。
少額で割安かつ成長株を狙うなら、PERが10倍前後で今期利益がしっかり伸びている銘柄を中心に検討するのが安全です。
さらに、最低投資額を意識して複数銘柄に分散することで、投資資金が少なくてもリスクを抑えながらリターンを狙える点が、この特集の最大の魅力だと感じます。
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