MMPAです。
2025年も残すところあとわずか。
本日12月19日には国内の「全国消費者物価指数(11月分)」が発表され、いよいよ市場は年末モードへと突入します。
しかし、投資家にとっての「仕事納め」はまだ先です。
クリスマス休暇や年末年始を控えたこの時期、マーケットを動かす可能性のある重要指標がいくつか残っています。
今回は、2025年の締めくくりにチェックしておくべき日米の重要指標スケジュールと、年末特有のリスク管理についてまとめました。
アメリカ:年明けの利下げペースを占う「最重要指標」
欧米市場は12月25日(木)のクリスマスに休場となるため、週の前半に重要な発表が集中しています。
12月23日(火) :個人消費支出(PCEデフレーター) ★★★
年内最後にして、最大級の注目指標です。
FRB(米連邦準備制度理事会)が最も重視する物価指標であり、この結果が2026年以降の利下げペースに直結します。
- 注目点: インフレ鈍化が継続しているか。
- リスク: 予想を上回る数字が出ると、利下げ期待が後退し、ドル高・株安に振れる可能性があります。
12月24日(水):耐久財受注・新築住宅販売
クリスマスイブですが、米国の景況感を確認する指標が続きます。
市場参加者が減り始める時間帯のため、突発的な動きに注意が必要です。
日本:日銀の「追加利上げ」を左右する統計ラッシュ
日本市場は、御用納め直前の12月26日に重要なデータが公表されます。
12月26日(金) :東京都区部消費者物価指数(12月分) ★★★
本日(19日)発表された全国CPIに続き、より「今」の物価を反映する**東京CPI(速報値)**が発表されます。
- 注目点: 1月の日銀金融政策決定会合での「追加利上げ」の可能性を占う最重要材料です。
- リスク: 物価高が強く意識される結果となれば、円高への圧力が強まるシナリオが考えられます。
12月27日(土) :商業動態統計(小売売上高)
土曜日ですが、統計局より11月分の消費動向が発表されます。
週末のニュースをチェックしておきましょう。
⚠️ 年末投資の「落とし穴」:流動性低下のリスク
年末年始の取引で、指標の結果以上に注意したいのが**「流動性の低下(マーケットが薄くなること)」**です。
- 市場参加者の激減: 25日以降、多くの海外機関投資家が休暇に入ります。
- 値動きの増幅: 取引量が少ないため、普段ならスルーされるような小さなニュースでも、株価や為替が不自然に大きく動くことがあります。
- FX自動売買への影響: 私も始めたばかりですが、FXの自動トレード(ループイフダン等)を運用している方は、スプレッドの拡大やフラッシュ・クラッシュ的な乱高下に備え、証拠金維持率を厚めに保つことを強く推奨します。
まとめ:最後まで冷静なリスク管理を
2025年の運用実績を最高の形で締めくくるためにも、最後まで重要指標の動きとリスク管理を徹底したいですね。
私はこのまま堅調な国内株の成長に期待しつつ、ドキドキのFX自動トレードの行方を慎重に見守る予定です。皆様も、どうぞ良い投資の締めくくりを!
(注記) 指標の発表スケジュールは、各国の事情により急遽変更されることがあります。念のため、最新のカレンダーや公式サイト等で再度ご確認をお願いします。また、本記事は投資勧誘を目的としたものではなく、情報の正確性を保証するものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。
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