MMPAです。
今回はワラントという用語について解説します。
ワラントとは
**「新株予約権」**のことで、簡単に言えば「将来、特定の価格で株を購入できる権利」のことです。
投資家メリット: 株価が値上がりすれば、行使価格との差額が利益になります。もし株価が下がっても、権利を行使しなければ損失はワラントの購入費用(オプション料)のみに限定されます。
定義: 発行企業に対して、特定の期間内に、あらかじめ決められた価格(行使価格)で新株の交付を請求できる権利。
個人投資家がワラントを入手できる2つのルート
ワラントにはいくつかの種類があり、個人投資家が投資対象として入手できるルートは、主に以下の2つに分けられます。
1. 企業が発行する「新株予約権」(ワラント)
企業が資金調達などの目的で発行する本来のワラント(新株予約権)を入手できるケースです。
| 入手方法 | 詳細 |
| 証券取引所での売買 | 過去に発行されたワラントの一部は、株式と同様に証券取引所に上場し、個人投資家が売買できる状態になっていることがあります。 |
| 株主割当て | 企業が既存の株主に対して、保有株数に応じてワラントを割り当てる場合、その企業の株主であれば自動的にワラントが付与されます。 |
【注意が必要なワラント】
- MSワラント(行使価額修正条項付新株予約権)は、通常、特定の証券会社などの第三者に割り当てられるため、一般の個人投資家が直接応募・購入することはできません。
- ストックオプションは、役員や従業員に与えられる報酬制度であり、一般投資家向けではありません。
2. 金融商品としての「カバードワラント」
個人投資家が最も手軽にワラントの仕組みを利用できるのが、この**「カバードワラント」**です。
カバードワラントは、企業が発行する新株予約権とは異なり、主に**証券会社などの金融機関が発行するデリバティブ(金融派生商品)**です。
| 特徴 | 詳細 |
| 対象 | 個別株ではなく、株価指数や特定の個別銘柄を対象とします。 |
| 仕組み | 「コール型」(価格上昇時に利益)と**「プット型」**(価格下落時に利益)があり、どちらかを選んで購入します。 |
| メリット | * 少額から投資可能で、レバレッジ効果(少額で大きな利益を狙う)が期待できる。 * 損失が購入代金に限定される(権利放棄すれば損失は発生しない)。 |
カバードワラントは、権利行使の対象となる原資産が発行者(証券会社)によってカバーされている(確保されている)ことから、この名が付けられています。
🥉 まとめ:投資におけるワラントの立ち位置
| ワラントの種類 | 発行元 | 個人投資家による直接入手 |
| 新株予約権(企業発行) | 企業 | 上場されていれば可能(銘柄は少ない) |
| MSワラント | 企業 | 不可(特定の第三者割当てが主) |
| カバードワラント | 金融機関 | 可能(金融商品として売買される) |
ワラントは、株価上昇の恩恵をレバレッジをかけて享受しつつ、最大損失を限定できるという魅力的な仕組みを持っています。
しかし、権利には期限があること、新株予約権の行使による株価の希薄化リスクも常に意識しながら、自身の投資戦略に合わせて活用を検討しましょう。
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