MMPAです。
9月26日には権利付き最終日を迎える銘柄が多数あり、期末配当や中間配当、記念・特別配当を狙うことで、これから購入しても配当を受け取ることができます。
今回は東証プライム上場の中でも、配当利回りが高いベスト30銘柄をピックアップしています(9月22日現在)。
年間ベースの配当利回りではなく、対象月の配当利回りですのでご注意ください。
配当利回り上位30銘柄の概要
利回りトップはディアライフ(3245)とノエビアHD(4928)の4.77%。
その他、キャリアデザイン(2410)、ストライク(6196)、アトラエ(6194)などが上位に並びます。
PBR(株価純資産倍率)も併せて確認すると、割安株の見極めにも役立ちます。
- ディアライフ(3245):配当利回り 4.77%、配当額 63.0円、PBR 2.32
- ノエビアHD(4928):配当利回り 4.77%、配当額 225円、PBR 3.24
- キャリアデザ(2410):配当利回り 4.24%、配当額 100円、PBR 2.84
- ストライク(6196):配当利回り 3.94%、配当額 180円、PBR 4.48
この他、丸三(8613)、いちよし(8624)、SHOEI(7839)、松井(8628)なども利回り3%台で注目できます。
割安株を狙うならここ!
配当利回りだけでなく、PBRが1前後の銘柄は株価が割安の可能性があり、中長期での保有を検討しやすいポイントです。
特に以下の銘柄は割安株としても注目に値します。
- いちよし(8624):配当利回り 3.22%、PBR 1.02
- アイザワ証G(8708):配当利回り 3.41%、PBR 1.02
- パラカ(4809):配当利回り 3.35%、PBR 1.00
- ネツレン(5976):配当利回り 2.67%、PBR 0.73
- 日触媒(4114):配当利回り 2.67%、PBR 0.75
利回りが高く、PBRが低い=割安感がある株は、短期的な配当狙いだけでなく、中長期的にじっくり保有しても価値が期待できる銘柄です。
中長期で保有を考える方への注意点
配当狙いの投資では、配当性向も重要なチェックポイントです。
配当性向が高すぎる場合、無理な配当維持のために業績に影響が出る可能性があります。
逆に配当性向が低めであれば、将来的な増配余地も期待できるでしょう。
中長期保有を考える方は、利回りだけでなく、企業の財務健全性や配当性向も確認することが大切です。
まとめ
9月の高利回り銘柄は、配当取りのチャンスを提供してくれるだけでなく、PBRや配当性向を組み合わせて分析することで、割安株や中長期投資向けの銘柄も見つけやすくなります。
短期での配当狙いも魅力的ですが、長期目線でじっくりと投資することで、株価上昇によるキャピタルゲインも狙える可能性があります。
わたしとしては、今回のリストを参考に「短期の配当取り」と「中長期の割安株保有」の両面で、戦略的に投資を考えてみることをおすすめします。
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