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今回は、減益決算が相次ぐなかで光る、上方修正を発表した「業績絶好調6銘柄」をピックアップしている記事です。
4-6月期決算で外需関連には逆風が強まる一方、内需系や成長分野にポジションを持つ企業は好調な結果を示しており、個別株物色の動きが活発化しています。
こうした希少な上方修正銘柄は、今後の再評価余地を秘めており、投資家にとって注目すべき対象です。
以下の、決算発表と同時に上期または通期の業績見通しを引き上げた6銘柄を紹介しています。
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九州フィナンシャルグループ <7180>
肥後銀行と鹿児島銀行を傘下に持つ地域金融グループ。半導体関連投資拡大や日銀利上げの影響で貸出金利息収入が増加。4-6月期経常利益は前年同期比42.5%増の191億円と好調。上期利益予想を従来の230億円から270億円に上方修正。通期計画は据え置きだが、進捗率は高水準で業績上振れが期待される。 -
加賀電子 <8154>
独立系エレクトロニクス総合商社。4-6月期決算で子会社化の寄与や負ののれん益を織り込み、通期最終利益を上方修正。株主還元に積極的で配当性向30~40%、DOE4%導入。特別配当・自社株買いも実施。決算後、株価は上場来高値を狙える水準。 -
サンコール <5985>
自動車エンジン用弁ばねを主力とする精密部品メーカー。生成AI普及によるデータセンター向け需要増を追い風に、4-6月期経常利益は23億円と四半期ベースで過去最高益。通期利益予想も46億円に上方修正、12期ぶり最高益見込み。株価は連日ストップ高で19年3ヵ月ぶりの高値圏。 -
ビジネスエンジニアリング <4828>
ERP導入支援と自社製造業向けERPパッケージ「mcframe」のライセンス販売を柱。4-6月期経常利益は前年同期比48%増の17億5000万円と過去最高。上期利益予想を従来26億円から30億円に上方修正。配当性向50%に引き上げ、11期連続増配予定。 -
ヤマト <1967>
空調・衛生分野の総合エンジニアリング企業。工業化推進で利益率向上。上期経常利益は23億5000万円に上方修正、前年同期比大幅増。第1四半期利益も前年同期比60.5%増。株価は29年ぶり上場来高値更新、予想PER12倍台で割高感は乏しい。 - ワシントンホテル <4691>
中価格帯ホテルを全国展開。大阪・関西万博効果やインバウンド需要拡大で4-6月期経常利益は前年同期比3.8倍の8億9200万円。通期利益予想を20億4000万円から24億6000万円に上方修正。株価は上場来高値更新後、利益確定売りで調整も予想PER8倍前後で割安。
ここで私的に注目している銘柄は加賀電子です。理由は以下の通りです。
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配当利回り3.51%で高配当
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配当性向33.8%と無理のない水準
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今後の利益成長も期待できる
上方修正で注目銘柄の中でも株価上昇余地と配当のバランスが取れている点が魅力で、ポートフォリオに組み込む価値を感じています。
元記事はこちらからご確認ください。
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